ワイケーコウキスタッフインタビュー 設計部林

林 亜紀子

設計部 主任

16年目

普段はどんな仕事をしていますか?

お客様から届いた図面を展開して、加工できるようにしています

お客様から、データ・郵送・FAX等で届く図面を機械にセッティングできるように設計しています。お客様の図面は立体の状態で描かれているので、それを展開しています。主に2DCADを使っていて、立体的に難しいものは3DCADを使います。たまに加工ができるかわからないものが出ると、都度工場の方に確認しに行っています。

立体物の図面は難しそうです。この仕事に挑戦するきっかけは?

部品を展開することが面白そうだと興味を持ったからです。

 前職でCADを使っていたので、知り合いの紹介で入社しました。 製図するのとは違って、バラバラに部品を 展開する仕事は初めてなのと、CADのソフトも違うのとで、入社当初は大変でした。 もらった図面を見てたくさん悩んだり考えたりして、図面では見えていない部分を立体的に想像して作業していました。作ってみた ら向きが逆だったこともありました。 
入社して1カ月位は、帰宅してからその日の仕事をノートにまとめて基本的な作業を復習していました。3カ月位で基本的な作業は身につきました。 今でも家でその日の仕事を思い返して仕上がり形状を想像していると「あっ、違うわ!」と気付くこともあります (笑)。 大変ですが、考えることは嫌いではありません。 


やりがいを感じるのはどんな時でしょうか

展開した図面が形になると面白いです

以前の仕事では工期が長い仕事だったので、 なかなか完成形を見ることが有りませんでした。 ワイケーコウキは比較的短期で製作する仕事なので、成果が見られて面白いです。 
図面の時点で形は大体分かるのですが、 仕上がった物を見ると思ったより大きかったり、時間がかかった割に小さかったり、2枚図面が組み合わさって1つの部品になるとか、改めて分かることもあります。 自分の仕事が形になるのは嬉しいです。 

仕事をする上で大切だと思うことは何ですか?

お客様や現場の作業者とのコミュニケーションをとることです

コミュニケーションをとることはとても大切です。 設計の仕事は、 お客様から来た図面を展開しながら、それ が「社内の設備で実際に加工が出来るか判断すること」も同時に求められます。 そのため、機械の加工能力などをある程度把握するまでは、現場の作業者に相談して設計します。 図面指示通りに加工できない場合は、お客様に確認します。強度が計算されていることもあるので、勝手に変えられません。最初のうちはお客様の意図と違う加工をしてしまい、失敗したこともありましたが、色々な経験を経てコミュニケーションの取り方も学んできました。

これからの目標を教えてください。

現場のことや、設計のことをもっと学びたいです。

16年仕事をしてきましたが、まだまだ分からない部分がたくさんあります。 今後は現場の機械のことも知っ た上で、設計ができるようになりたいと思っています。 無駄な作業を減らすこと、少しずつでも品質を良くし ていくことはとても重要なことなので、 社内設備についても色々勉強していきたいです。 また3D_CADも 活用して、レベルアップできればと思っています。
今は、新人さんの指導もしながら、自分の勉強もしています。街に出ても、板金・溶接がなされているものを見るとどこで切ってあるのか、どういう風に曲げてあるのか見てしまいます。日常生活を仕事に結びつけて考えることで、磨かれるスキルもあると思っています。