米田 直幸
製造部 主任
22年目
普段はどんな仕事をしていますか？
製造では、板を曲げています。そのほかに最終検査を担当しています。
製造の現場では、板を曲げる仕事をメインでやっています。曲げる品の段取り、仕分けもやります。
最終検査では、各部署から回ってきた製品を、図面を見てチェックします。
20年以上勤めているので、設計・事務以外はだいたいスキルがあります。そのため、人手が足りないところに応援に行くこともあります。
入社当時の思い出はありますか？
新卒で入社して、1年で色々な部署を経験させてもらいました。
まずは入社1年目で現場の色々な部署を経験させてもらいました。そこで、一通りのスキルを身に付けました。2年目から新しいレーザー加工機が入って、そのあたりからレーザーカットと曲げをメインにずっとやってきました。その後レーザー担当のオペレーターさんが入社したので、曲げをメインにやるようになりました。
入社のきっかけは企業説明会でした。もともと工業系の高校・大学に通っていたので、技術の分野で働くと決めていました。中学時代の技術の時間に工業に興味を持って、それからずっと今まで携わっています。
入社当時は、0時を過ぎる残業ありました。今より工場も小さく人数も少なくて、昔はそういう工場がかなりあったんです。今は残業時間も決まっていて、働きやすくなりました。その分、納期までは当然時間が少なくなるので、集中して作業します。
モノづくりの面白いところはどこですか？
平面の図面が立体になっていくのがとても面白いです。
図面では平面ですが、そこから形になるのが面白いなぁと感じます。図面でもサイズが書いてあるんですが、実際に仕上がるまではあまりピンとこないことも多いです。完成品を見ると想像以上の大きさになっていて、設計の方と「こんなに大きいと思わなかったね」と圧倒されることもあります。そういう、驚きや感動のようなものが味わえるので、立体に組みあがるところが一番面白いですね。
反面、図面を見てどんな形状か、頭の中でくみ上げるのが難しいです。私が担当する曲げの行程では、順番を考えないと、機械に干渉して曲げられなくなってしまいます。一度曲げると取り返しがつかないので、あまりやりたがらない人もいます。立体になる面白さと、立体にする苦労が両方あります。
仕事に対する思いを教えてください。
最終検査はお客様に渡る直前なので、責任重大です。
自分の検査したものがお客様に届くので、自分の仕事が会社の信用に関わってきます。とても大きいプレッシャーを感じます。穴の空け忘れや加工忘れがないか、伝票と品物があっているか、図面を見てチェックします。伝票がまとまっているからといって、すべての商品が同じものだと決めつけるのは良くないです。細かく見ていくことが大事だと考えています。忙しさで怠慢が出ると、よくない結果につながります。それを肝に銘じて、お客様に喜んでもらえるように検品をしています。
最後に、今後の目標を聞かせてください。
基本を忘れず、人間性を磨いていきたいです。
まず基本的なことなんですが、今後も元気に仕事を続けていくために、体に気を付けたいです。生活習慣が乱れると仕事に影響が出るので、体調管理はきちんとしていきたいです。夜更かししないとか（笑）
ワイケーコウキは基本を大切にする会社です。挨拶・報連相・元気よく返事をする。新入社員もベテランも関係なく、忘れてはいけないことです。この世界では、危険が伴うこともありますが、今五体満足なのは危機管理を忠実に守っているからです。それらを変わらず守り続けて、人間性を磨いていきたいです。
個人的には、人の顔を見て話すと緊張してしまうので、そこも克服できたらいいなと思っています。
